「TEAM SARCOMA大阪肉腫会」
(ちーむ・さるこーま・おおさかにくしゅかい)ホームページです。
肉腫(にくしゅ、sarcoma)とは、骨、軟骨、脂肪、筋肉、血管等と言った非上皮性細胞由来の結合組織細胞に発生する がん である。悪性腫瘍には含まれるが、狭義の癌腫とは区別される。
上皮(体表面の皮膚につながる消化管の内面等)にできる悪性腫瘍が「癌」であり、それ以外の部分に出来る悪性腫瘍がおおむね肉腫である。
がん(平仮名:キャンサー)のうち、大部分は癌(漢字:カルシノーマ)で、成人の場合、おおむね97%が癌(漢字:カルシノーマ)で、残りのうち約2%が肉腫(サルコーマ)。
固形腫瘍に対しては、外科手術を基本に、ラジオ波焼灼、放射線治療などを組み合わせる。
遺伝子検査などで特定の条件に当てはまった場合などは分子標的薬を用いて全身的に薬剤を投与する場合もある。
外科切除の場合、播種させることなく摘出することと、断端が陽性でないことを確認の上、どこまでマージンを取るのかが重要。部位、状況などによりさまざまなので、主治医と十分にご相談ください。
切除不能な骨軟部肉腫に対しては 重粒子線治療が保険で認められています。
くわしくは こちら。
厚生労働省の疾病対策として、悪性腫瘍への対策と難病への対策は別であるとされており、いくら希少であっても、悪性腫瘍(がん)については、がん対策に含まれているということで、難病ではないという考え方である。
従って、難病指定、公費助成という難病対策が希少がんに対応することは考えにくい。
一方、がん対策は、当然ながら症例の多い疾患から行われており、医薬品開発や検診率の向上などの対策にしても、患者数の多いところを対象にする方が数字的な効果が上がりやすいので、疾病数の少ない希少がんは後回しになってくる。
なお、希少がんとは、10万人あたり6人未満の発症率の悪性腫瘍のことを指す。
大阪府におけるがん相談窓口については
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愛知県がんセンターに サルコーマセンターができました。
2016年10月7日の中日新聞の記事はこちら、それによりますと
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11年統計では、人口10万人当たりの発生数は胃がん103人、肺がん87人に対し、脂肪肉腫など軟部(筋肉や神経、血管、脂肪など)にできる肉腫は2~5人、骨肉腫など骨に発生する肉腫は0・6人。
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